上海茨城県人会を開催しました
上海茨城県人会は、上海市及び周辺各省に在住する茨城県出身者やゆかりのある方、茨城県内に本社・支社・工場を有する企業の方などで構成し、会員の相互交流、親睦を深めることを目的に、親睦会、セミナー、スポーツ交流などの行事を実施しております。3月6日(水)、2012年度5回目となる上海茨城県人会を開催しましたのでご紹介します。
まず第一部として、日中経済協会上海事務所所長である横山達也氏の協力を得て、「中国のいま、これから」を演題としたビジネスセミナーを開催しました。中国経済と政治について、いま中国で起きていること、そしてこれからについて一般の報道紙面では伝わりにくい角度から分かりやすく、そして面白く解説して頂きました。セミナーの内容は、新政治体制の方向性、経済成長率の低下、公害問題等をキーワードに中国の現況を解説し、今後の都市部の成長余力(貯蓄残高、サービス産業、高齢化)、内陸部の成長への期待(人口ボーナス、2次産業以降の拡大、消費人口)など中国のこれからについて講演されました。中国でビジネスを展開するにあたり、情報収集を怠らず歴史を鑑として自分なりの予見と対策をとることが重要であると締めくくりました。
セミナー後は、第二部として懇親会を開催しました。懇親会にはセミナーに参加できなかった3名の会員も加わり、合計35名で大いに盛り上がりました。茨城県上海事務所では、今後も茨城県にゆかりのある方々の相互交流を図るため、上海茨城県人会を通して様々なイベント等を開催してまいります。