「青島ジャパンブランド2013」に出展しました(青島)
3月9日から11日にかけて、東部沿岸の重要な経済と文化の中心都市である山東省青島において、「青島ジャパンブランド2013」が開催されました。
このイベントは、日本貿易振興機構(JETRO)青島代表処と駐青日系企業代表の共同主催のもと、「生活・文化ゾーン」「食品・飲料ゾーン」と「観光ゾーン」に分かれ、日系食品企業による日本食の試食・販売、自治体による観光客誘致PRなどが行われました。
茨城県上海事務所は「観光ゾーン」にブースを出展し、茨城県の観光PR活動を行いました。
会場となった青島AEON東部店には17社・団体の日本企業の出展があり、来場者は3日間で37,427名に達し、多くの来場者で賑わいました。
茨城県上海事務所では、観光PR活動として、着ぐるみ「ハッスル黄門」のパフォーマンス、観光パンフレットやエコバック等を配付したほか、県産工芸品である笠間焼の展示を行い、青島在住の方々に茨城の魅力をPRしました。ハッスル黄門の着ぐるみは大人気で、現地の若者や子供たちが喜んで記念写真を撮っていたほか、ネットにアップしたり、友達にカラーメールを打ったりする光景が見られました。
会場で訪日旅行についてのアンケートを実施したところ、茨城県について22%の来場者が知っており、訪日旅行経験ありの25%とほぼ同じという結果でした。茨城県の観光PRを聞いて、茨城県の魅力を感じ機会があれば行ってみたいという来場者が多数の75%を占め、ぜひ行ってみたい来場者23%と合わせると98%が行ってみたいと考えており、観光PRの重要性を痛感しました。
なお、青島は昨年9月に黄島区のAEON(今回のイベント会場とは胶州湾の反対側にあり、地域の性格が異なる。)で暴動が発生しましたが、在青島の平木場総領事によれば、青島では初めてのことであり、元々はそのような風土ではないとのことでした。
今後も、様々な地域で観光PR活動を実施し、現地で直接中国人と触れ合うことで茨城県のことをよく知ってもらい、より多くの中国人観光客の誘致に貢献したいと思います。