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「第17回中国東西部合作・投資貿易商談会」に出展しました (西安)

 

 「中国東西部合作・投資貿易商談会」は1997年から、毎年1回開催する中国の中西部地域における最大規模の貿易商談会です。国家発展改革委員会、商務部、環境保護部等11の中央政府組織と31の地方政府等が主催する国家レベルの見本市で、毎年4月上旬に中国陝西省西安市で開催されています。西安は旧称長安で、京都、奈良の都のモデルとなった古都です。西安市は人口が851万人(2011年末)、GDP(国民総生産)は2012年で4,369.37億元(全国16位)、成長率は11.8%(全国5位)で、環状高速道路や地下鉄などが整備されつつある中国西部の一大拠点都市です。

 「第17回中国東西部合作・投資貿易商談会」は2013年4月5日から9日にかけて西安市曲江国際会展中心で開かれ、展示面積は8万㎡で、3,000ブースが設置され、投資貿易パビリオン、外国パビリオン、省エネルギーパビリオン、旅行商品パビリオンなど7つのパビリオンで構成されました。

 当所は、臼井平八郎県会議員から陝西省外事弁公室を紹介されたご縁と、発展しつつある西安の市民に本県の物産品や観光資源をPRしたいという思いから福島県上海事務所さんと共同で出展しました。本県としては西安市での初めてのPR活動ということに加え、本県ブースは日本からの唯一の出展者ということもあり、西安市幹部からも来年はより大きなスペースで出展されたい旨依頼されるなど注目を集めました。

 ブースでは、県の観光PRパンフレット、ハッスル黄門のエコバック、縫いぐるみを配付し観光PRを行ったほか、笠間焼・結城紬の実物を展示し、松井康成氏等の作品を紹介した笠間焼及び結城紬で作った洋服等の商品カタログにより県の伝統的な工芸品をPRしました。

 会場は、来場者が多く初日だけで200人にアンケート実施したほか、笠間焼や結城紬の商品カタログを持ち帰る富裕層も来場するなど茨城県のPRができたと考えています。