北京国際旅行博覧会2013に出展しました
北京市旅遊発展委員会が主催した北京国際旅行博覧会2013は2013年6月21日(金)から23日(日)にかけて、北京国家会議センター(2008年北京オリンピック会場の近く)で盛大に開催されました。
今回は81の国と地域及び中国国内26の省・市・自治区から887の政府・企業等が出展し、展示面積は35,000㎡で、昨年より16.7%増になりました。また、旅行博覧会期間中の入場者数は11万人に達し、所得増を背景に旅行への関心の高さがうかがえました。
日本側は日本政府観光局、自治体国際化協会北京事務所、国土交通省中部運輸局、東北観光推進機構、新潟市・佐渡市及び観光事業者(旅行会社、鉄道株式会社、ホテル)が出展しました。茨城県上海事務所は福島県、横浜市、山梨県、兵庫県、佐賀県と一緒に、自治体国際化協会北京事務所の共同出展ブースに出展しました。茨城県のコーナーでは観光パンフレット、茨城県紹介誌の配布、工芸品(笠間焼と結城紬)の展示等を行い、アンケートに答えたお客さんにハッスル黄門のエコバックと縫いぐるみを配付しました。これらの宣伝手段を活用し、茨城県の魅力を北京市民にPRし、茨城県の知名度向上を図りました。来場者は積極的にアンケートに回答するなど熱意が溢れており、初日の午前中だけで200人以上がアンケートに答えました。わずか2日間で1,600部の観光パンフレット等を配りきりました。
中国大手の旅行社も積極的に旅行博覧会に出展し、自社の旅行商品を割安に販売しておりました。当所は博覧会期間中に会場の中の各旅行会社のブースを回り、日本部門の担当者と直接会い積極的に茨城県のPRを行いました。ある旅行会社は今年の2月に訪日観光取扱旅行社になり、訪日業務を2ヶ月前から展開し始めましたが、その旅行社の社長補佐は「訪日旅行は人気があり、訪日旅行者数は回復している。茨城県は東京の近くにあり、地理もいいし、旅行資源も豊富なところなので、今後協力できれば」とのことでした。また、日本・韓国観光を主とする旅行会社の日本部担当は、「長年東京―大阪のゴールデンルートを販売してきたが、もう厭きられてきたので、現在新しいルートを探しているところ。茨城観光は興味深いので、今後機会があればぜひ話を進めていきたい。」との話がありました。当所としては、今後も引き続き茨城県の認知度向上を図るために、観光資源等のPR活動や茨城観光旅行者増を図るための旅行社回り等を継続してまいります。