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第3回日本精品展in上海2013に茨城県内企業が参加しました

 中国百貨商業協会及び一般社団法人日中経済交流協会が主催する第3回日本精品展in上海2013が2013年8月1日から3日にかけて上海新国際博覧中心で開催されました。第107回中国日用百貨商品交易会との同時開催です。

 「日本精品展in上海」は、確かな技術力、洗練されたデザイン力、そして、価値あるサービス力などの高い品質を誇る「日本精品」を一堂に集め、中国全土のバイヤー・代理商と交流を図り、中身の濃い商談ができるビジネスショーです。中国マーケットもそうした「日本精品」に大きな期待を寄せています。主催者によると、今年度は、前年度の57社を上回る76社の日系企業が出展しました。

 その中で茨城県に拠点を置く中小企業1社が参加し、製品を出展されましたのでインタビュー結果を紹介します。

 

   株式会社工房利匠

    常陸大宮市小舟964-2

インタビューの概略

 当社は、介護用品機器の開発・製造 耕作器具の開発・製造、環境機器の開発・製造を営んでいます。当社の日本精品展への参加ははじめてです。今回は、介護用車いす、介護用ベットをはじめ、いくつかの製品を展示しました。

 また、日本精品展参加企業内で行われた中国ビジネスコンテストで、当社の介護用車いすがグランプリに選ばれ、賞金1,000万円を獲得しました。

 グランプリを獲得した介護用車いすは、排泄物自動処理装置機能が付いた車いすで、要介護者の外出時に対応したものです。排泄物処理時の家族の負担を軽減できるほか、排泄物の臭いも洩れません。外見からは排泄物自動処理装置機能が付いていることが分からないように配慮されています。折りたたみが可能なので、自動車に積むこともできます。

 今回出展した製品の中国国内での受注についても、商談が順調に進んでいます。

 

 上海では、本展示会のように日系企業の製品を取り扱う展示会がいくつも開催されています。自社自慢の商品の販路を海外に求めている中小企業様は、選択肢のひとつとして、日系企業の製品を取り扱う展示会への参加を検討されてみてはいかがですか?