第14回西部博覧会に出展しました
2013年10月23日から27日にかけて四川省成都市(人口1,404.7万人。2010年国勢調査)の世紀城新国際コンベンションセンターにて第14回西部博覧会(略称:西博会)が盛大に開催されました。出展面積は12万㎡(東京ドーム2.5個分)に及んでいます。
西博会は国家発展・改革委員会、商務部、科学技術部、中国人民対外友好協会などの中央機関及び重慶市、四川省、陝西省等の地方政府の主催により、72の国及び地域、国内28の省区市から約4,000社が出展しました。イベント期間中に、56回の投資促進活動が行われ、活動分野は投資、貿易、金融、教育、文化、農業、観光等に及びました。5日間累計で契約成立した投資項目は462、投資契約額は5,631.8億元に達し、見学者は40万人を超えました。
西博会は西部合作館、電子情報館、国際合作館、ハイテク館、装備製造館、農業産業館等6つのホールに分けて開催されました。日本貿易振興機構(ジェトロ)は国際合作館で300㎡のスペースを、有料ブース(各種日本製品、伝統産品等)、防災ブース(防災製品及び技術等)、広報ブース(ものづくり、サービス生活文化、観光PR等)、環境省エネコーナーに分けて日本の各方面をPRしました。茨城県上海事務所はジェトロブースの中の広報ブースに出展しました。
ブースでは、県の紹介パンフレット、観光PRパンフレット、筑波宇宙センターのチラシ等を配布し、茨城県の紹介に興味を持って聞いて頂いた来場者や当所が運営している微博(中国版ツイッター)のフォロワーになって頂いた来場者にハッスル黄門のエコバックや縫いぐるみを贈呈しました。併せて、笠間焼き、結城紬の実物を展示し、県の伝統的な工芸品をPRしました。
JNTO(日本政府観光局)は、本年10月に成都事務所を設置するなど、四川省をVisitJapanキャンペーンの重点地域として取り組んでいくことにしております。茨城県としては初めての四川省成都でのイベント出展でしたが、来場者の関心も高く、当所が用意したパンフレット等は全部配布済みとなり、また当所の微博のフォロワーも150名増えるなど、茨城県の観光地や物産品のPRができたと考えています。