上海茨城県人会を開催しました(2013年度④)
上海茨城県人会は、上海市及び周辺各省に在住する茨城県出身者やゆかりのある方、茨城県内に本社、支社、工場等を有する企業の方などから構成され、会員様の相互交流、親睦を深めることを目的に、親睦会、セミナー、スポーツ交流などの行事を実施しています。3月18日(火)、2013年度4回目の上海茨城県人会を開催しましたのでご紹介します。
第一部として、東華大学人文学院教授の陳祖恩氏(茨城大学留学経験者。上海茨城留学生協議会会員。)をお招きして「国際都市上海と日本文化」を演題としたセミナーを開催しました。明治維新以降の上海における日本文化について写真等を上映しながらご紹介いただきました。高杉晋作や芥川龍之介などの著名人が上海に来ていたこと、1940年代には上海の人口400万人に対し実に10万人の日本人が上海に住んでいたことなど、興味深い内容も多くとても参考になりました。100年近く前に建築された日本建築で現存しているものも多く身近に歴史を感じることができました。
セミナー後には、第二部として懇親会を開催しました。セミナーに参加できなかった会員様も加わり、合計25名で大いに盛り上がり、最後は恒例になりました「茨城県民の歌」を熱唱して閉会しました。
茨城県上海事務所では、今後も茨城県にゆかりのある方々の相互交流を図る場として、上海茨城県人会を通して様々なイベント等を開催してまいります。沢山の方のご参加をお待ちしております。