「第18回中国東西部合作・投資貿易商談会」に出展しました(西安)
2014年5月23日(金)から26日(月)にかけて西安曲江国際会展中心にて、第18回中国東西部合作・投資貿易商談会(略称:西洽会)が盛大に開催されました。西洽会は国家発展改革委員会、商務部、中国貿易促進委員会等11の中央政府組織と31の地方政府等が主催する国家レベルの国際見本市です。
今年は西安曲江国際会展中心をメイン会場として、華南城、大唐西市等サブ会場を設けて開催され、展示面積は30万㎡に達し、77の国・地域から674の団体、1,799名の外国人来賓が参加し、来場者は10万人に達しました。西洽会は重要な経済交流のプラットフォームであり、全体の国際契約投資額は50.67億米ドル、国内契約は8,956.58億元に達しました。
陝西省の省都である西安市は、人口が858.81万人の大都市で、中国の重要な科学技術研究、教育及び工業の一大拠点であり、陝西省の政治、経済、文化及び科学教育の中心で、7000年の歴史があり、秦、隋、唐の時代は長安と呼ばれ、国の都でした。
当事務所は「開放的な提携の拡大、共同発展の促進」をテーマにした「シルクロード国際博覧会国際パビリオン」に出展し、茨城県の観光PRパンフレットを配布したほか、微博イベントを行い、来場者に県内観光PRを行いました。本県の微博に登録した来場者にハッスル黄門のエコバッグ、縫いぐるみ、コンパクトを贈呈しました。また、ブースの展示スペースにおいて、笠間焼や結城紬の実物を展示し県の伝統的な工芸品をPRしましたが、笠間焼に興味を示す来場者も多く、どうしても購入したいという一般客もいたほか、大量に仕入れたいという業者の問合せもありました。
西安の安康市企業誘致局や西北農林科技大学との意見交換のほか、西安市市長が主催するシルクロード経済エリアプレゼンテーションに出席された臼井平八郎県会議員もブースの応援に来場し、茨城県のPRにご尽力いただきました。
また、香港系のインターネットテレビ「大公電視」や西安の新聞「三秦都市報」の取材に応じたことにより、西安だけではなく、中国語圏の視聴者や読者に茨城県のPRができたと考えております。今後も、茨城県の知名度アップ、観光誘致、物産の海外販売拡大に努めてまいりますのでご協力をお願いいたします。
○大公網紹介ページ
写真:http://talk.takungpao.com/ftPhoto/2014-05/1387234_24.html
映像:http://talk.takungpao.com/video/2014-06/2520493.html
○三秦都市報の取材では、シルクロードに関連した結城紬と紹介
http://view.sanqin.com/2014/0524/6492.shtml
出典:西安曲江国際会展中心公式サイト
第18回中国東西部合作及び投資貿易商談会公式サイト
上記「三秦都市報記事」の翻訳文
古いシルクロードにより日本に伝わった絹織物、ユネスコの無形文化遺産に認定され、西安に戻る
三秦都市報 2014-05-24
日本茨城県国際交流協会の首席代表橘秀幸氏が会場で結城紬から作られたネクタイを提示しています。
西洋諸国に中華文明を広げたシルクロードがなぜシルクロードと呼ばれているかと言うと、東方古国の最も代表的なシルクを海外に広く伝えて巨大な影響を与えたからだ。24日開幕した西洽会のシルクロード国際博覧会国際パビリオンの現場において、古いシルクロードにより日本に伝わって改良された日本茨城の“結城紬”が西安に戻り、会場の来場者の人気を得た。
有名な“結城紬”は今回の西洽会のシルクロード国際博覧会国際パビリオンにて日本茨城県文化観光ブースで文化商品の形で展示されました。材質が柔軟で、形が独特な結城紬はマント、肩掛けなどもつくられています。出展に応じた日本茨城県国際交流協会の橘首席代表も現場におり、「シルクロードは中国と西方諸国の文化及び貿易交流の架け橋として、中国及び世界に大きな影響を与えました。絹織物は中国から伝わり、日本で改良され、結城紬は日本茨城県の主な伝統文化産品になっており、ユネスコの世界無形文化遺産に認定されました。」とのことでした。(記者 王瑾)