アジア・キャラバン事業に茨城県関連企業が参加しました（エーベル・バイオクリーン）

　日本貿易振興機構（ジェトロ）が主催するアジア・キャラバン事業の上海における商談会が2014年6月25日、26日にルネッサンス・揚子江・上海・ホテル（上海揚子江万麗大酒店）で開催され、日本の中小企業40社が参加しました。

　アジア・キャラバン事業（中国大陸及び台湾）とは、日本の中小企業の中国大陸、香港、台湾市場開拓支援を目的とした事業です。本事業は、安心・安全・高品質で、機能性やデザイン性が高い日用品・生活雑貨を対象に、商談会、BtoB マッチングサイトによる商談支援、商品モニタリング調査など複数の事業ツールを組み合わせ、現地取引先の開拓を目指します。商談会は、今回の上海を皮切りに北京（7月下旬）、台北（9月）、成都（10月下旬～11月上旬）、深圳（12月中旬）を予定しています。

　この事業の魅力の１つは、商談会の会場に現地バイヤーが多数招待されており、その場で商談ができることです。各社ブースおよび商談スペースでは、多くの商談が行われました。

　その中で、茨城県に拠点を置く中小企業１社が参加し商品を出展しましたのでインタビュー結果をご紹介します。

エーベル・バイオクリーン株式会社

　龍ヶ崎市向陽台４－１（つくば営業所）

　当社は、環境浄化製品、環境配慮洗剤、健康配慮製品等の製造販売を営んでいます。当社が取り扱う「緑の魔女」は環境先進国のドイツ生まれの汚れに強く地球にやさしいバイオ・ハイテク洗剤で、洗剤として使用しながら排水パイプのクリーニングも行えます。食器用、お風呂用、トイレ用、洗濯用洗剤があり種類も豊富です。

　当社のアジア・キャラバン事業への参加は３回目で、海外の展示会出展はアジアキャラバンを中心にと考えています。今回は20を超える商談を行い、契約に結びつきそうな商談もありました。ただ、昨年に比べると商談件数は少なかったようにと思います。今年は、「緑の魔女」のほか、当社で販売代理している「空間除菌ブロッカーCL-40」（二酸化塩素を使用した消臭・除菌製品）も持参しPRしたのですが、ブロッカーへの問い合わせの方が多く反響が大きかったです。