2014年第11回北京国際旅行博覧会に出展しました
6月27日(金)から29日(日)にかけて、北京市の国家会議センターにおいて「2014年第11回北京国際旅行博覧会」(略称:BITE)が開催されました。世界の81国・地域、27省・市・自治区から985の観光関連業者が出展し、展覧面積は22,000㎡に及びました。また、特別招待バイヤー数が397団体、業界関係者・バイヤーの来場数が3,998名、一般来場者数が約6万人、来場者合計は約11万人に達しました。
日本パビリオンでは日本自治体国際化協会(CLAIR)、日本国家旅游局(JNTO)等が出展しました。茨城県上海事務所は日本自治体国際化協会の共同ブースに出展し、日本自治体国際化協会の協力のもと「茨城・福島・新潟を周遊する広域観光ルート」を旅行業者や消費者にPRしました。このルートでは、海・温泉・グルメが楽しめ、茨城県では大洗水族館、袋田の滝、ひたち海浜公園、偕楽園、花貫渓谷、五浦六角堂等の観光地を紹介しました。結城紬や笠間焼の展示では、興味を示す来場者に、関連の紹介資料を配付しました。また、微博イベントを開催し、茨城県を宣伝してくれた来場者にハッスル黄門グッズのコンパクト、縫いぐるみ、エコバッグを贈呈したこともあり、多くの来場者が茨城県のブースを訪れ、活況を呈しました。
来場者の多くは日本に好印象を持っており、特に日本に行きたい、あるいは行ったことがある来場者は、積極的に茨城県の紹介に耳を傾け、微博イベントに参加しました。旅行の形態はツアーよりも個人旅行を好む傾向があり、東京―大阪のゴールデンルートばかりではなく、新しい感覚の日本旅行、目的地の多様性を求めているようです。
今後も引き続き、茨城県のPRに努め、観光誘客や県産品のPRの拡大を図ります。
観光行政を所管している太田国土交通大臣が会場を視察するなど、日本政府の中国人客誘致に関する意欲が感じられました。
また、日本パビリオンの出展状況は「人民網」に取り上げられ、「太平洋―日本海を結ぶルートが打ち出され、太平洋を東に臨む茨城県、福島県と日本海を西に臨む新潟県が連携して、海・温泉・グルメを楽しめる旅となった。」と紹介されました。