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2014北東アジア国際商品展に出展しました

 2014年9月5日から9日にかけて吉林省長春市にある長春国際会展中心において「北東アジア国際商品展」が開催され、中国東北地方での当事務所初のPR活動として出展いたしました。

 長春市について少し説明しますと、長春市は吉林省の省都で、人口は約750万人、2013年のGDPは5003.2億元(約8兆7556億円)で5年前の約2倍に成長しており、一人当たりの所得は66,286元(約116万円)/年です。1932年から1945年までは満州国の首都とされ、新京と呼ばれていました。市内には満州国国務院(現吉林大学)、関東軍司令部(現中国共産党吉林省委員会)、満鉄が経営した大和ホテル(現春諠賓館)など当時の建物が改装されながらも多く残っています。吉林省の政治、経済、文化等の中心であり、市内には長春第一自動車製造工場と長春映画製作所が所在し、中国における自動車工業と映画製作の拠点となっています。また、北東アジア博覧会(中国十大国家級の博覧会)、長春映画祭、長春ブックフェア、長春国際モーターショー、長春国際農業食品博覧会などが開催される中国でも有数の会議・展示都市でもあります。

 当事務所は、「北東アジア国際商品展」の北東アジア国家館に出展し、笠間焼や結城紬、県内企業製品の展示、紹介チラシの配布のほか、観光ポスターやバナーの掲示、観光パンフレット等の配布により茨城県産品や観光資源の魅力を長春市民にPRしました。

 中国東北部における初めてのイベント出展でしたが、開催期間中は多くの来場者で賑わい、持参したパンフレット等は全て配布済みとなりました。また、従前から実施していた微博(ウエイボー。中国版ツイッター)イベントに加え、新規に開設した微信(ウェイシン。中国版ライン)イベントを初めて実施したところ、約250人のフォロワーを獲得することができました。まだ日本産品がそれほど普及していない土地柄でもあることから、本県伝統工芸品や企業製品を珍しがって関心を示す来場者が多く見受けられました。

来場者でにぎわう茨城県ブース 

来場者でにぎわう茨城県ブース

県内工芸品を紹介する様子

県内工芸品を紹介する様子

来場者が積極的に微信に書き込み

来場者が積極的に微信に書き込み