2015年5月18日～20日の３日間、湖北省武漢市の武漢国際博覧中心において、国家商務部、国家税務総局等の主催により、「第9回中国中部投資貿易博覧会（中部博）」が開催されました。

　この博覧会には、湖北、湖南、江西、山西、安徽、河南の中部6省、「京津冀」（北京、天津、河北）や「シルクロード」沿線の12省区市、吉林、チベットなど中国各地のほか、日本、イギリス、香港など世界の60国・地域から出展があり、来場者数は約2.5万人に達しました。

　茨城県上海事務所は、国外展示ゾーンの日本貿易振興機構（JETRO）のジャパンブースに常磐システムエンジニアリング㈱（本社：茨城県土浦市）の中国法人：常帆食品（上海）有限公司、㈲アコード（本社:日立市）の中国法人：合徳介護（長沙）投資管理有限公司、エーベルバイオクリーン㈱（つくば営業所：龍ヶ崎市）の商品を取扱う上海愛美得商貿有限公司の茨城県関連企業３社と共同で５ブースを構え出展しました。

【合同で出展した企業様の感想】

■常帆食品（上海）有限公司

・焼き芋の実演販売を行い、好評だった。

・商談も活発で、イオン湖北、良品舗子、生活e家等への販売または販売代理契約が取れた。

■合徳介護（長沙）投資管理有限公司

・中国に現地法人を設立したばかりであり、中国での展示会出展は初めてだったが、展示会の雰囲気を肌で感じることができた。

・今後の中国でのビジネスに役立てたい。

■上海愛美得商貿有限公司

・ビジネス客と一般客は一般客のほうが多い印象だったが、ビジネス客もいたので商談を行うことができた。

・日用品を展示したが、来場者からは、日本製日用品に対する高い関心と購買意欲を感じた。

　当事務所は、笠間焼のサンプルを展示し、県の伝統的な工芸品である笠間焼をPRするとともに、観光PRパンフレットの配付等を行い、当所が運営している微信（中国版LINE）か微博（中国語版ツイッター）のフォロワーになって頂ければ、ハッスル黄門のコンパクトや縫いぐるみを贈呈する活動を行い、武漢市民に茨城県の魅力をPRしました。

　今後も、様々な地域で茨城県関連企業の中国ビジネス活動の支援のほか、茨城県への観光誘致、茨城県産品のPRを実施してまいります。