2015年9月8日、上海国際貿易中心３F会議室において、株式会社常陽銀行（本店：水戸市）が主催し、茨城県が後援した、「非鉄金属／廃プラスチックリサイクルセミナー」が開催されました。

　本セミナーは、9月9日～10日に開催される「FBC上海ものづくり商談会」（常陽銀行／茨城県共催）の会期に合わせて、常陽銀行が上海およびその周辺地域の取引企業を対象に実施したセミナーで、20を越える企業／団体から、約60名が参加しました。

【セミナー①】

テーマ：「工場発生廃棄物リサイクル～非鉄金属・貴金属のリサイクル～について」

副　題：「スクラップ売却による収益の改善！」

講　師：上海三井鑫雲貴稀金属循環利用有限公司　副総経理　阿部　孝　氏

　　　　　三井金属（上海）企業管理有限公司　副総経理　糸井　祐二　氏

【セミナー②】

　　テーマ：「廃プラスチックのリサイクルについて」

　　講　師：株式会社　大利根ビニール　代表取締役　平野　耕市　氏

　　　　　　（常州大利根環境科技有限公司　董事長総経理）

　セミナーの内容は、製造業の会社が自社の製造過程において発生する端材（非鉄金属・廃プラスチック）の処分方法や、適正な価格査定（有料引取り、有価回収）等について、講師から、より高価に引取ってもらうための具体的な方法のほか、具体的な単価を踏まえた詳細な説明があり、セミナー後には、製造業の会社から、自社の製造過程で発生する端材が有価の対象になるか、どのくらいの価値があるか等についての質問があり、とても有意義なセミナーでした。

 　セミナー後には、場所を移して交流会が開催されました。常陽銀行取引先の製造業が多く参加し、有益な情報交換ができたようです。