第2回中国(深圳)国際旅遊博覧会に出展しました
2015年12月4日(金)から6日(日)にかけて広東省深圳市にある深圳会展中心において「第2回中国(深圳)国際旅遊博覧会」が開催されました。
深圳市は広東省の南部に位置する副省級市で、人口は約1,077万人です。経済的に発展していた香港と隣接していたことから、1980年に中国改革開放後初の経済特区に指定され、中国改革開放の窓口として、現在まで国際化都市として急速に発展しました。同時に「設計の都」、「ピアノの城」、「創業の城」等と高く評価されています。2014年のGDPは約1兆6,002億元、一人当たりGDPが約149,500元で、副省級以上の中国大陸の都市では最も一人当たりGDPが多く、比較的裕福な地域です。
今年の博覧会には30余りの国・地域から326の団体が出展しました。来場者は旅行業界関係者6,000人、一般来場者7.7万人の合計8.3万人に達し、昨年よりそれぞれ100%、55%増加しました。3日間の旅行商品販売の総売上は3,100万元に達するなど、中国人の旅行に対する旺盛な需要が見られました。
当事務所は、2015年7月から、中国南方航空の茨城-深圳便が毎週土日に運航を開始したことから、茨城県観光物産課、同空港対策課、グローバルIBARAKIと合同出展しました。
今回の旅行博覧会には、日本からは本県のみが出展しており、中国の旅行会社から強い関心が寄せられ、グローバルIBARAKIは休む間もなく、商談を行っていました。
我々も中国南方航空深圳便の利用促進を深圳市民にPRしました。今後、茨城県の知名度向上が期待されます。
さらに、観光パンフレットを配付したほか、ハッスル黄門ぬいぐるみ、携帯ケース、カードケース等をプレゼントする微博・微信プロモーション、アンケート調査を実施するなど茨城県の観光PR活動を行いました。グローバルIBARAKIは今度の博覧会について、「深圳旅行業界に入り込むのはなかなか難しいが、博覧会後複数の旅行会社と商談を進めており、いい展開だ」と評価しました。
その他、第2回中国(深圳)国際旅遊博覧会事務局の指定動画ウェブサイト「図猫」に取材され、中国のネットユーザーにも茨城県の観光資源をPRに取り組みました。会場は連日多くの来場者で賑わい、3日間の出展で微信への登録者は、400人弱増加しました。
こうした観光PR活動を通じて、中国において直接中国人へPRすることで茨城県の良さをより理解してもらい、少しでも多くの中国人訪日観光客に深圳便に乗って茨城に来てもらいたいと考えております。