茨城県上海事務所は毎年、中国国内で開催される天皇誕生日レセプションに出展しています。2016年は初めて在広州日本総領事館からの招請を受け、2016年12月1日に花園酒店の国際会議中心で開催された天皇誕生日レセプションに出展しました。レセプションは、地方自治体ブースのほか、管轄区域内の日系企業等からも多数出展しました。

開幕式の様子

　当日は、在広州日本国総領事斎藤法雄様が各ブースを訪れ、丁寧に説明を聞かれていました。中国側は広東省副省長鄧海光様、広州市副市長黎明様のほか、当地の政府関係者、企業関係者、各国総領事館が参加、また在留邦人団体の代表の方々の皆様等約400名が来場されました。会場内はそれらの多くの招待客で賑わい、招待客の皆様は心ゆくまで試飲や試食、展示ブースを楽しまれ、好評を得ました。当日は活気あふれる盛大なレセプションとなりました。

　茨城県上海事務所は、茨城県、栃木県、群馬県の北関東3県で合同出展しました。北関東3県は観光パンフとＰＲグッズの配付のほか、各県の県産品を展示・ＰＲしました。

ブースの様子

　茨城県上海事務所は、観光パンフの配付や微博・微信をフォローしてくださった方にハッスル黄門の縫いぐるみ・カードケースをプレゼントにするイベントや県産品（笠間焼、結城紬、明恒パール）を展示・ＰＲを行いました。さらに、今回初めて木内酒造が香港の工場で作った3種類の常陸野ネストビールの試飲会を行い、試飲とした茨城の魅力をPRして、来場者に注目されました。

試飲している招待客

　常陸野ネストビールは多くの招待客に試飲していただき、「とてもコクがあり美味しい。」「コーヒー味のビールが特別ですね。飲んだことがない味です。」、「コーヒー味はすこし苦いですね、ホワイトエールの方が好きです。」ととても好評でした。在広州の五つ星ホテルの担当者や、日系大手スーパーの方々から深い興味が示されました。大きな成果が生まれそうです。

　初めての広州出展でしたが、中国の中央機関や世界各国の代表に茨城をPRすることができ、有意義な出展となりました。