第3回中国(深圳)国際旅遊博覧会に出展しました
2016年12月2日(金)から4日(日)にかけて広東省深圳市にある深圳会展中心において「第3回中国(深圳)国際旅遊博覧会」が開催されました。
今年の博覧会には70余りの国・地域から400の団体が出展しました。来場者は旅行業界関係者11,515人、一般来場者84,693人の合計96,208人に達し、昨年よりそれぞれ192%、110%増加しました。3日間の旅行商品販売の総売上は1.2億元に達するなど、中国人の旅行に対する旺盛な需要が見られました。
2015年は単独で出展しましたが、今年は、茨城県、群馬県、栃木県の北関東3県で合同出展し観光促進キャンペーンを展開しました。北関東3県はそれぞれに魅力的な観光地を紹介し、中国人の訪日旅行に対する考え方を把握するため、アンケート調査などを行いました。また、各県は微博・微信イベントを実施し、フォローした来場者にプレゼントを贈呈しました。
そのほか、ブースでは北関東3県の温泉体験、観光地の記念撮影体験等たくさんの体験イベントを実施しました。手湯体験では、来場者が自由に北関東3県の温泉に手を入れ、それぞれに3県の温泉を実際に体験しました。又、ブルーバック撮影による観光疑似体験では北関東3県の中から好きな景色を選び記念写真を撮影したりしました。ブースは来場者で盛り上がりました。
茨城県チームは、茨城県上海事務所、茨城県国際観光課、茨城県観光物産協会、水戸市観光課、梅大使、県内のバス会社である「株式会社旅人」及び北海道へフェリーを運航している「商船三井フェリー株式会社」で構成しました。茨城県は観光パンフやハッスル黄門のグッズ(縫いぐるみ、カードケース)と絵葉書の配布等を中心に梅大使と一緒に茨城の魅力をPRして、来場者に注目されました。会場は連日多くの来場者で賑わい、3日間の出展で微信への登録者は、318人増加しました。
展示会期間中、インターネットテレビ局の騰訊・大粤網に取材され、北関東三県の魅力をウェブサイト利用者にPRしました。(騰訊・大粤網は中国最大のインターネット会社である騰訊と中国で一番影響力を持っている新聞社である南方報業メディア集団が合同で創立しました)今後、北関東3県の知名度向上が期待されます。
今回の旅行博覧会には、日本からは本県のみが出展しており、中国の旅行会社から強い関心が寄せられ、休む間もなく、商談を行っていました。ブースの各イベントコーナーでは、多くの来場者が関心を持ち、ブースへ来場しました。深圳市民は日本旅行への関心を強く持っています。今後も、様々な地域で観光PR活動を実施し、現地で多くの中国人に茨城県のことをよく知ってもらい、中国人観光客の誘致に貢献してまいります。