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第6回北京国際旅行商品及び旅行装備博覧会に出展しました

 2017年10月27日(金)~29日(日)の3日間、北京国際展覧中心(老館)において開催された『第6回北京国際旅行商品及び旅行装備博覧会』に茨城県ブースを設け、本県の観光PR・魅力宣伝を行いました。

 上海と同様、北京は日本での知名度が高い大都市ですが、上海ではローソンやファミリーマートといったコンビニエンスストアを多く見かけるのに対し、北京ではセブンイレブンを多く目にするなど、ちょっとした違いが感じられます。同様に旅行業者も上海と北京では勢力圏が異なる上に、同じ旅行社であっても商品構成が異なることもあり、上海と北京のそれぞれにアプローチすることが必要だと思われます。

「県ブースの様子1」

「県ブースの様子2」

 3日間の会期中、本県のブースにおいて、茨城県の紹介パンフレット、観光PRパンフレットを配付したほか、常陸野ネストビールのほか結城紬や笠間焼の実物を展示し、茨城県で生産した商品及び県の伝統的な工芸品を来場者にPRしました。

 特に常陸野ネストビールに対する反応が多かったです。「このビール、知っていますよ。」、「デザインがふくろうで、面白いね。」、「ネットでも販売していますよ。」などの話しをしてくれました。県スタッフも熱心に茨城県の工芸品及び常陸野ネストビールの特徴や北京代理店の情報を来場者に紹介しました。

 また弊所が運営している微信・微博のフォロワー新規加入者に、ハッスル黄門のぬいぐるみやカードケースなどのノベルティーグッズを贈呈するイベントを行いました。期間中、微博フォロワーは月間5,726名、21%の増加、微信は月間4%増え、最新記録は4,736人の閲覧がありました。

「常陸野ネストビール」

「自慢の茨城県工芸品」

 この博覧会は北京市旅行発展委員会が主催したもので、14の国と地域から660の旅行社及び旅行設備に関する会社が出展しました。今回の博覧会に日本からの出展は本県だけでした。そのため、多くの来場者がブース前に集まり、興味深く日本旅行に関する質問をされました。北京の市民は本当に日本旅行に興味が深いと感じられました。当然、茨城県観光地の情報、一番いい旅行シーズンなどについても尋ねられました。今年は茨城県上海事務所の2回目の参加だったため、何人もの来場者が「茨城県のこと覚えていますよ、昨年も出展しましたね。」、「茨城県に行ったことありますよ。」と語られました。

 一方、来場した旅行業者の方も熱心に茨城県の観光地情報、ランドオペレーターの情報などについて質問されました。

「賑やかな茨城県ブース」

「盛り上った微信・微博イベント」

 まだ来場者の全員が茨城県のことを知っているわけではありませんが、これまでの活動が徐々に実を結び、北京あるいは中国においても確実に茨城県の認知度が上がっているのを感じられます。やはり、繰り返し、ねばり強くPRを続けることの重要性を痛感しました。この流れに乗って、これからも機会をとらえ、地道にPR活動を続け、茨城県の知名度向上、誘客促進、県産品の販路拡大に努力したいと思います。